one word of the week ~今週の一言~

40代男性より「2月13日発表分」

私がビジネス書を読みたくなる時期は、大体年度末の反省の時期と、目標のことを考える年度初めの時期、ということで今回は「数値化の鬼」という本を読んでみました。
中身についてですが、会社や人が成長するためには数値化することが必要、常に数字で話ができるようになれというものです。
この本とは別なものですが、以前読んだ本では、ソフトバンクの孫社長が数字にきびしい方で、数字で報告できない社員は追い出されるという話があり、それを思い出しました。

では、ちょっと具体的な話をします。
みなさんは昨年よりも自分の残業時間が何時間増えているか言えますか?
なんとなく増えている気がするということでは、普段から気をつけることはできません。
数字を意識していなければ、早く帰るようにしようという漠然とした目標を立ててしまいがちです。
自分の残業時間が一体何時間あり、何の業務で何時間しているのか。その業務の何の作業で何時間しているのか。
そこまで考えると、その作業で何分減らすために何をすればいいのか。ということが見えてきます。
このように、数字で表すことによって、具体的な目標を立てることができるようになるということです。
言うのは簡単ですが、数字に慣れないうちは難しいと思います。しかし、この本を読んで数値化はとても大事なことだと思いました。

最後に数字というのは人を責めるためのものではありません。現状をとらえ次に進むためのものさしになるものだと思います。

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